【独自】女性検事を性的暴行か「大阪地検トップ逮捕」の衝撃…定年前の退職は「女性問題」だった《部下への準強制性交、女性新聞記者との親密すぎる関係》
異例の高検の独自捜査の理由
ベルトコンベヤー大手のNCホールディングス6月26日、北川容疑者の取締役に再任するとの議案を撤回すると発表。27日の株主総会で再任を提案する予定だったという。 北川容疑者と司法修習同期で、本人をよく知る弁護士がこう語る。 「弁護士になってからは、コンプライアンス関連のテーマを熱心にやっていた。有名企業の社外取締役や監査役にも就いていたし、最近も『株主総会の季節になって忙しい』と話していた。近く、新たに社外取締役だか監査役になるため、株主総会に出席する段取りだったはずで、この時期の逮捕のニュースには驚くばかりだ」 司法界を震撼させている今回の逮捕劇には、不思議な点が2つある。一点は、5年も前の準強制性交事件で突然逮捕されたこと。そして、検察が独自捜査、しかも大阪高検が逮捕したという点だ。前出の検察幹部はこう語る。 「検察の独自捜査といえば、基本的には東京や大阪の地検特捜部が手掛けるものです。高等検察庁が直接事件を立件するなんて10年に1回もないのではないか。北川氏は大阪地検検事正までやっているので、今でも当時の部下などが在籍している。ここで大阪高検が乗り出してやるしかなかったのだろうが、異例の展開だ。それゆえ東京からも応援に入っている」 前代未聞の逮捕劇の核心は、随時「現代ビジネス」でも詳報する予定だ。
現代ビジネス編集部