小芝風花＆津田健次郎が『ツイスターズ』日本語吹替版に出演決定！吹替キャスト一挙公開

「ジュラシック・ワールド」製作陣が贈るアクション・アドベンチャー超大作として8月1日(木)より公開される映画『ツイスターズ』より、日本語吹替版のキャストが解禁。小芝風花や津田健次郎らが出演することが決定した。 【写真を見る】気象学の天才ケイトを演じる小芝風花 ある日、地球が生んだ最強モンスターの巨大竜巻＜ツイスターズ＞が群れをなして襲来。トラウマを抱えた“気象学の天才”ケイト(デイジー・エドガー＝ジョーンズ)、命知らずの“竜巻チェイサー”タイラー(グレン・パウエル)、ケイトの学生時代からの友人で“竜巻リサーチ会社のC.E.O.”ハビ(アンソニー・ラモス)ら寄せ集めチームが情熱を胸に無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”で立ち向かっていく。 巨大竜巻に立ち向かう寄せ集めチームの1人で、竜巻にトラウマを抱えながらも、友人からの依頼で竜巻破壊計画に協力することになる気象学の天才ケイトを演じるのは、映画やドラマなどの話題作をはじめ、バラエティー番組やテレビCMなどマルチに活躍し存在感を放つ人気女優の小芝。『くるみ割り人形と秘密の王国』(18)以来、海外映画の吹替は2度目となる小芝は「自分のお芝居の感覚とは違うので、すごく難しくて。アフレコ経験のある役者さんに、『出ている役者の芝居に徹底する。自分を消すことが一番大事』というアドバイスを頂いたので、なるべく目で見て耳で聞いて、吐息なども意識して演じました」と、真摯に吹替に挑んだことを明かした。そして自身が演じるケイトについて「みんなを救うために巨大竜巻に立ち向かう、ヒーローのような存在なんです。覚悟を決めた時の表情が勇ましいだけではなくて、過去のトラウマを持ち合わせていながらそれでも巨大竜巻に挑む姿が、より勇敢に感じられる女性です」と魅力を語った。 そして、幼少期に目の当たりにした竜巻に魅了され、以来竜巻を追いかけ衝撃的な映像を届けることに命を燃やす竜巻チェイサー、タイラーを演じるのは「呪術廻戦」の七海建人や「ゴールデンカムイ」の尾形百之助など数々の大ヒットアニメで人気キャラクターを演じるほか、ドラマ「最愛」や「グレイトギフト」など俳優としても輝かしい活躍をみせる津田。これまで多くのキャラクターの声優を務めてきた津田だが、“竜巻チェイサー”というキャラクターは自身にとっても初となる。津田は「ただ無茶するだけではなく、竜巻の知識も持ち合わせながら、そこに果敢にチャレンジしていくアツい男です。“いい人”というわけではないのですが、根はすごく明るくて“いいやつ”なので、そういった彼の持つバランスがうまい具合に魅力的に伝わるといいなと思って意識しました」と、演じる上で意識したポイントを告白。さらに津田自身が劇中で描かれるタイラーの活躍に虜になったそうで「なによりも楽しそうで、竜巻と戦う恐怖心も当然あるなか、自分が望んでやっていることを一筋に貫くところが魅力的でした。自分ももっとお芝居を一生懸命頑張ろうという思いにさせてくれました」と影響を受けたことを明かした。 そして本作では炎をまとった竜巻や、双子の竜巻、闇夜に忍び寄る竜巻など、地球が生んだ最強モンスターが群れを成して襲来するが、2人はアフレコ時からそんな数々の巨大竜巻の猛威に圧倒されたようで、小芝は「大迫力でした！富士山よりも大きな竜巻が群れになって襲い掛かってきて…すごい迫力にワクワクしました。特に双子竜巻がすごかったです！そもそも竜巻って一つですごく迫力があるのに、それが2つもあって。モンスター級の竜巻がたくさん出てくるので、映画館の大スクリーンで観ないともったいないと思います！」と力説。津田も「炎をまとった竜巻には圧倒されましたね。車や建物までものすごい力で破壊していくので、それはそれは凄まじい竜巻でした。竜巻との戦いがベースではありつつ、人間同士のつながりに大きなドラマもあって、非常にエンタテインメント性のある作品になっています」と竜巻はもちろん、それだけではない本作の見どころを語った。 さらに、ケイトやタイラーとともに巨大竜巻に立ち向かう魅力的なキャラクターたちの声優陣も一挙解禁。ケイトの学生時代の友人であり、現在は竜巻リサーチ会社のCEOとして竜巻の研究に励んでいるハビ役を「ハイキュー!!」の及川徹など人気アニメはもちろん、「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカーなど吹替でも幅広く活躍するベテラン声優の浪川大輔が演じることが決定。さらに竜巻チェイサーとしてタイラーとともに竜巻を追うチームのメンバーには、ブーン役を「鬼滅の刃」の我妻善逸、「僕のヒーローアカデミア」の荼毘など人気キャラクターを多く演じる下野紘、リリー役を「怪獣8号」の亜白ミナ、「呪術廻戦」の釘崎野薔薇、「ちはやふる」の主人公、綾瀬千早など幅広いキャラクターを演じる瀬戸麻沙美、ベン役を『モンスターズ・インク』(01)のランドールや数々の人気アニメ、海外映画の吹替で活躍する青山穣、デクスター役を『ドクター・ストレンジ』(16)のウォン役などで知られるベネディクト・ウォンの吹替や俳優としても活躍する田中美央、ダーニ役を「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのガモーラなどの吹替、大人気アニメでもキレのある声質で少年やクールな女性キャラクターを多く演じる朴ろ美が演じる。 また、ハビとともに竜巻リサーチに励むスコット役には「SPY×FAMILY」のロイド・フォージャーや、『マーベルズ』(23)ではパク・ソジュン演じるヤン王子の吹替を担当した人気声優の江口拓也、そしてケイトが学生時代にともに竜巻を研究した仲間のジェブ役に「推しの子」、「アイドルマスター SideM」、「ヲタクに恋は難しい」などの話題作で活躍する伊東健人、アディ役に「ちびまる子ちゃん」のまる子役を引き継いだ菊池こころ、プラビーン役に『THE FIRST SLAM DUNK』(22)の主人公、宮城リョータを演じた仲村宗悟が決定するなど、豪華な面々が大集結。ケイトの母親キャシーには数多くの海外作品で吹替を担当、舞台でも活躍する八十川真由野が決定するなど、脇を固める実力派キャストからも目が離せない。 公開まで1か月をきって日本でも期待が高まっている本作。人類vs巨大竜巻の壮絶なバトルをスクリーンで体感してほしい！ 文/スズキヒロシ ※朴ろ美の「ろ」は「王へんに路」が正式表記