プリツカー賞受賞 建築家山本理顕氏 母校で特別講演会
tvkニュース(テレビ神奈川)
ことし3月に、「建築界のノーベル賞」ともよばれるプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕さんが母校で講演しました。 山本理顕さんは横浜を拠点に活動し横須賀美術館などの設計を手掛けた世界的な建築家で、ことし3月には、建築界で最も権威のある賞の1つプリツカー賞を受賞しました。 山本さんが講演を行ったのは、1958年から6年間を過ごした、母校の関東学院中学校高等学校。 9日は中学1年生から高校3年生までの生徒あわせておよそ1300人が参加しました。 講演では「LivingTogether」をテーマに世界各国を渡り歩いて調査した現地の住まいや暮らし、そしてそれを参考にして建築した建物を紹介。 「同じ空間で暮らす」ことの面白さを伝えていました。 講演を聞いた高校1年生 「日本では家を守るというイメージだけど外国では家を皆と交流して楽しむ場所という文化の違いが見られてすごく楽しかった」 建築家山本理顕さん 「自分たちがいま住んでいる住宅だけが住宅のモデルではなくて、いろいろな住宅があるんだというふうに考えてもらえたと思う。 隣の人さらに隣の人と一緒に住んだ方が楽しい住みかたができると思えるような住宅を供給していきたい」
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