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（ブルームバーグ）： 香港株式市場に上場する中国本土株の指数が５日続伸。今月に入り世界トップの同指数の上昇率がさらに拡大した。中国の割安なテクノロジー株に積極的な買いが入っている兆しがある。

中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株（Ｈ株）指数は26日に一時３％余り上昇した。週間ベースでは９％超の値上がりで2015年以来の大幅高。香港株の指標、ハンセン指数も週間で同程度の上げ幅を記録し、およそ12年半ぶりの大幅上昇となった。

香港株の今月の上昇は、本土投資家からの旺盛な資金流入が背景にある。一部のストラテジストによると、人民元に下落圧力が続く中、通貨エクスポージャーを分散するために本土投資家が香港株に投資しているという。

同時に、外国のファンドが割高なグローバルテクノロジー株から中国のインターネット銘柄に資金を移している様子もある。こうした銘柄は、香港株指数への寄与度が大きい。ハンセン・テック指数は26日に一時５％余り値上がりした。

原題：Chinese Stocks in Hong Kong Are the World’s Top Gainers in April

（抜粋）

--取材協力：April Ma、John Cheng、Abhishek Vishnoi.

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