パリ五輪時に身に着けていた藤波選手のシューズ＝四日市市総合体育館（三重テレビ放送）

　三重県四日市市出身で、パリオリンピックのレスリング女子53キロ級金メダリストの藤波朱理選手の活躍を記念した展示が、1日から四日市市総合体育館で始まりました。 　除幕式には藤波選手や父の俊一さんが出席し、これから3年間、藤波選手が四日市市の観光大使を務めることが発表され、展示品がお披露目されました。 　藤波選手がレスリングを始めた幼少期の写真のほか、世界選手権で獲得した金メダル、パリオリンピック時に身に着けていたシューズなど、これまでの輝かしい軌跡を間近に見ることができます。 　藤波選手は「地元で展示してもらい光栄。2年後に名古屋で行われるアジア大会での優勝を目標に頑張っていきたい」と話していました。 　 　この記念展示は、来年3月31日まで行われています。