【MLB】パドレスが痛恨の2連敗 松井裕樹は満塁のピンチ切り抜けるもソロ被弾で1回2/3を1失点
【パドレス1-4カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間8月30日、パドレスは敵地ブッシュ・スタジアムでのカージナルス4連戦の最終戦を迎え、打線が3安打1得点と振るわず、1対4で敗戦。痛恨の2連敗を喫して4連戦を2勝2敗で終え、この試合が終了した時点で首位ドジャースとのゲーム差が4.5に広がってしまった。カージナルス先発のソニー・グレイが6回3安打1失点の好投で12勝目(9敗)を挙げ、4番手のライアン・ヘルズリーはメジャー単独トップの41セーブ目を記録。パドレス先発のマイケル・キングは5回途中6安打2失点(自責点0)で8敗目(11勝)を喫した。 【動画】パドレスのジャクソン・メリルが20号ソロを放つ ナ・リーグ西地区で首位ドジャースと2位ダイヤモンドバックスを追うパドレスは、先発のキングが1回裏と2回裏のピンチをしのいだものの、3回裏にエラー絡みで無死2・3塁のピンチとなり、ルーケン・ベイカーの内野ゴロの間に先制点を献上。さらに二死2塁からポール・ゴールドシュミットのタイムリー二塁打で追加点を奪われた。5回表にジャクソン・メリルの20号ソロで1点を返したものの、2番手の松井裕樹が6回裏一死からメイソン・ウィンに12号ソロを被弾。8回裏には4番手のエイドリアン・モレホンがラーズ・ヌートバーに三塁打を浴びたあと、イバン・ヘレーラにタイムリーを許し、結局1対4で敗れた。 今季59試合目の登板となった松井は、5回裏一死満塁のピンチで2番手としてマウンドへ。ヌートバーをレフトフライ、ヘレーラをファーストフライに打ち取り、見事にピンチを切り抜けた。6回裏も続投したが、先頭のビクター・スコット2世を空振り三振に仕留めたあと、ウィンに12号ソロを被弾。後続2人は内野ゴロに打ち取り、1回2/3を投げて1安打1失点という内容だった(防御率3.38)。チームは現在18連戦中だが、14試合を終えて7勝7敗と勢いにやや陰りが見える。プレーオフ進出は濃厚とはいえ、18年ぶりの地区優勝に向けて負けられない戦いが続いていく。