カージナルス、同地区カブスとの乱打戦制して4連勝 ヌートバーはダメ押し適時三塁打含む3安打
○ カージナルス 7-6 カブス ● <現地時間5月25日 ブッシュ・スタジアム> セントルイス・カージナルスが乱打戦を制し、同地区カード初戦に勝利。ラーズ・ヌートバー外野手(26)は「2番・右翼手」でフル出場し、3安打を放った。 試合は3対4、カージナルス1点ビハインドで迎えた8回裏、二死一、二塁から代打マット・カーペンターの右前適時打で同点とし、続くブレンダン・ドノバンの2点適時二塁打で逆転に成功。さらに、ヌートバーが右中間を破る適時三塁打を放ち、土壇場で3点のリードを奪った。 9回表は守護神ライアン・ヘルズリーが登板するも、4安打を浴び2失点。1点差に迫られ、なおも二死一、三塁というピンチを背負ったが、最後は4番モレルを二ゴロに打ち取り、ナショナル・リーグトップの16セーブ目を記録。チームは逆転勝利を収め、今季最長となる4連勝。地区2位カブスとの差を2ゲームとしている。 この試合のヌートバーは5打数3安打、1打点、2三振という内容。結果的にヌートバーの適時打が勝負を分ける形となった。今季2度目の1試合3安打の活躍で、打率.227、OPS.747となっている。 一方、カブスの鈴木誠也は5打数1安打、1三振。最終回には2点差、一死一、二塁の好機で5打席目を迎えるも左飛で凡退。2試合連続安打をマークしたが、今季成績は打率.250、OPS.718へ低下した。
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