県内最大規模の小中学生柔道個人戦 体重・学年別で425人が熱戦繰り広げる 山梨
YBS山梨放送
小中学生の個人戦としては山梨県内最大規模となる柔道大会が17日、甲府市・小瀬武道館で開かれました。 425人が参加した県少年柔道選手権。小学校低学年にも体重別が採用され、37の部門で山梨ナンバーワンの座を争いました。 小学4年女子軽量級の決勝は、近藤ゆきな選手(龍心館)と宮澤真緒選手(玉穂)の顔合わせ。宮澤選手にはある思いがありました。 準決勝で双子の姉・結衣選手が判定で敗れ、決勝に進むことができなかったのです。
真緒選手 「結衣も泣いていて悔しい気持ちは伝わったから、私は金メダルを取るしかなかった」
決勝の序盤、積極的に仕掛ける近藤選手に対し、宮澤選手が耐える時間が続きました。 すると終盤、宮澤選手が一本背負いで技あり。得意技を決め、涙の大会連覇を果たしました。
結衣選手 「私の分まで頑張ってくれた。真緒が頑張って、精一杯柔道をしていたので感動した」 真緒選手 「結衣の分まで勝てて夢が叶ったという感じ。(来年の決勝は)結衣に勝って3回連続で金メダルを取りたい」