ロバート・グラスパー、Apple Music限定アルバム『Code Derivation』を発表
ロバート・グラスパー(Robert Glasper)が、Apple Music限定アルバム『Code Derivation』をリリースしました。ジャズとヒップホップの違いと両者に共通する遺伝子にフォーカスしたアルバムとなっており、グラスパーがバンドと生演奏したヴァージョンと、グラスパーが選んだプロデューサーがそれをサンプリングし再解釈させた2つのヴァージョンで構成されています。 グラスパーはこのアルバムについて「ジャズは文字どおり、ヒップホップの原点なんだ。だから“Derivation(起源)”という言葉をアルバム・タイトルに使った。俺はこの2つのジャンルの巨匠たちとプレイしてきた。だから、自分のバンドで、友人たちと書いたジャズの曲を、友人であるドープなプロデューサーたちにサンプリングしてもらうというプロジェクトをやりたかったんだ」とコメントしています。 バンド・メンバーは、ウォルター・スミス3世(sax)、マイク・モレノ(g)、ケンドリック・スコット(ds)、ヴィセンテ・アーチャー(b)、キーヨン・ハロルド(tp)とマーカス・ストリックランド(sax)。プロデューサーには、ハイ・テック、ブラック・ミルク、テイラー・マクファーリン、カリーム・リギンス、そしてグラスパーの息子のライリー・グラスパーといった、お気に入りの友人やコラボレーターが参加。MCには、息子のライリーと頻繁にコラボレートしているテキサス州ボーモント出身のジャマリ、ミネアポリスのMMYYKK、ブルックリン生まれのオズウィン・ベンジャミンといった若手ラッパーを起用しています。 Photo by Naomi Driessnack