「海のはじまり」特別編、津野くんの恋が尊すぎた 「どうしようもなさすぎて切ない」「こんな時間があったなんて」
それは、水季の母としての覚悟ゆえのこと。水季は「二人きりになりたいなぁ。子供邪魔だなぁ。この子じゃなくてこの人の子供がほしいなぁって思うようになっちゃうの、怖いんですよ」「海がずっと一番って決めて産んだから」と言い、海の話ばかりするのは半分は無意識だが半分はわざとだったと打ち明けた。「2人でいるのが楽しくなりすぎるのが怖いから」と苦しそうに言葉を紡ぐ水季、それを受け入れるしかない津野に「どうしようもなさすぎて切ない」「難しい恋だなあ」と胸を締め付けられる声が寄せられ、水季の母としての意志の強さに共感、支持する声もあれば「思わせぶり」「罪な女すぎる」といった批判も。何よりも報われなくとも、水季と向き合い続けた津野に寄り添う声が多く寄せられた。
津野とデートする際には大学生ぶりに爪を塗ったという水季。「子供いると自分に色がなくなってきます。部屋とか子供のものでどんどんカラフルになっていくのに通帳とか見ちゃうと人生お先真っ暗みたいな。頭の中真っ白みたいな」とシングルマザーとしての心細さを素直に漏らすのは、おそらく津野にだけ。そんな知られざる二人のエピソードを見届けたことで一層現在の津野への同情が集まり、水季と津野のスピンオフを希望する声も多く見られた。
なお、3歳の海を、現在の海を演じる泉谷星奈の実妹・泉谷月菜が演じた。(石川友里恵)