ガラス撥水コーティング剤を約8カ月使ったらどうなる?耐久性を実際にチェックしてみた!【CARGoodsPress】
新真ガラスコートで耐久性をテスト
ウイルソンの「新真ガラスコート」は62万回以上のワイパーテストを超えてなお撥水性能を発揮するという耐久性が売りの“フッ素系”製品だ。 CGPではこの謳い文句が本当なのか? 正式な発売前からユーザー視点での耐久レビューを行っており、施工から8カ月を突破した。 先端にフェルトを装備したカートリッジケースに、長期保存でも劣化しにくいガラス製の液剤ボトルをはめ込んで使う独特のスタイル。1回使い切りとなる。 別売りの「つけかえボトル」を利用すれば、同じカートリッジケースを使い続けることができてエコなうえに余計な費用もかからない。フェルトも交換用をオプションで用意している。
1年に1回の施工でOK?
*** 説明書どおりに施工して長期レビューを敢行。屋外駐車場に駐車し、雨の日には通常どおりワイパーを使用しながら走行。1カ月に2~3回程度の機械洗車を行うという一般的な使い方。 施工から8カ月経過して撥水状態を確認したが、形は多少崩れてはいるものの水玉ができて撥水している。未施工の右半分のガラスと見比べれば一目瞭然だろう。 8カ月経過してもこれだけ撥水効果が残っているとは驚かされる。これならば1年の耐久も十分に期待できるだろう。この後、降雨時にワイパーを使いながら走ってみたが、撥水効果が残っていることにより水切れが良く、クリアな視界を確保できたのは言うまでもない。 結論として、ウイルソンの「新真ガラスコート」であれば、1年に1回施工をするだけで雨天の視界確保ができるということがわかった。 突然の豪雨や降雪に備えて撥水コーティング剤の施工をオススメしたい。
<文/浜先秀彰>