【巨人】先発・井上温大が5回無失点で勝ち投手の権利 スタメンマスクの大城卓三が3ランなど4打点
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人―ロッテ(6日・東京ドーム) 2リーグ制後、球団1万試合目(ここまで9999試合で5511勝4154敗334分け)のメモリアルゲーム。巨人・井上温大投手が2勝目を目指して今季2度目の先発マウンドにあがり、4点の援護をもらって、5回まで4安打無失点で勝ち投手の権利を得た。 井上は2回、先頭のポランコ外野手に中前打、2者連続三振のあと、田村龍弘捕手に左前打を許し、2死一、二塁とされたが、西野勇士投手を見逃し三振。4回、5回は2死から走者を出したが、後続を打ち取った。 巨人は2回1死一、二塁から、捕手としては4月29日のヤクルト戦(東京ドーム)以来となる「7番・捕手」でスタメン出場した大城卓三捕手が、ロッテ先発の西野勇士投手投手のストレートを右翼スタンドに運ぶ1号3ラン。スタメンマスクでの起用にこたえる先制弾で、ベンチで出迎えた阿部慎之助監督とハイタッチを交わした。 巨人は4回に追加点。岡本和真内野手、坂本勇人内野手が連続三振での2死から立岡宗一郎外野手が三塁悪送球で出塁し、すかさず二塁盗塁を決め、2死二塁となったところで、第1打席で先制の1号3ランを放った大城卓三捕手が、中前タイムリー。2死から相手のミスに乗じて1点を加えた。
報知新聞社