縄文時代晩期の墓を発見 頭に被せた土器など残る 宮城・大崎市の北小松遺跡
khb東日本放送
宮城県が大崎市で発掘調査を進めている北小松遺跡で縄文時代の墓が見つかり、一般に公開されました。
1953年に発見された北小松遺跡は縄文時代から弥生時代にかけての集落跡で、これまでに建物の跡や土器や石器などが見つかっています。 先月21日から始まった今年度の発掘調査では、縄文時代晩期の墓が新たに複数発見されました。 墓には遺体の頭に被せていたと見られる土器や、遺体にまかれた赤い顔料など、珍しい埋葬の跡が残っています。 見学者「縄文時代の遺跡が出てきて、人が住んでいた形跡にロマンを感じた」 宮城県は住居跡を発掘するため、来年度以降も調査を続けていくということです。
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