【五輪最終予選】U―23佐藤恵允、カタール戦へ背番号10の覚悟語る「明日がラストチャンスと思ってる」
サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会に出場中でB組2位のU―23日本代表は、25日にドーハ市内のジャシム・ビン・ハマド・スタジアムでA組首位の開催国U―23カタール代表と対戦する。24日には同市内で最終調整し、冒頭15分を報道陣に公開した。 MF佐藤恵允（22＝ブレーメン）は練習前の取材に応じ「いいコンディションで来ている」と語った。U―23韓国代表戦から一夜明けた23日は宿舎で別メニュー調整だったが、この日の公開練習ではピッチでジョギングやストレッチ、短距離走で軽快な動き。35度を超える気温の中、黙々と汗を流した。 背番号10を付ける男はここまで全3試合で無得点。「10番としての仕事は何も果たせてない。明日（のカタール戦）がラストチャンスと思ってるくらい、日本の代表として誇りを持って戦いたい」と強い覚悟を示す。 開催国カタールとの準々決勝は、負けたらその時点で8大会連続五輪出場が消滅する。佐藤は「今までやってきたことを自信を持ってできれば絶対に勝てる」と言葉に力を込めた。
