災害時に段ボール製ベットを優先的に供給してもらう協定をメーカーと締結 静岡・富士宮市
南海トラフ巨大地震に備え、静岡県富士宮市は段ボール製ベッドを優先的に供給してもらう協定を、王子コンテナーと締結しました。王子コンテナーは段ボールシートから包装機械までを展開する会社です。 災害緊急時用段ボールベッドは、長さ1m95cm、幅87cm、高さ40cmです。段ボール箱9箱で作られており、周りにパーティションを設置します。須藤秀忠市長が試してみると。 ●須藤秀忠市長: 「広々として寝心地がいい。市民から喜ばれると思います」 組み立てる時間は5分~10分ほどで成人の男性にも十分な広さと丈夫さを兼ね備えています。 ●王子コンテナー富士工場 井伊益久さん: 「被災地で床の上で寝るよりも、ベッドの上で寝たいという皆さんの声から段ボールベッドは作られています。全国にも工場がありますのでいち早く(被災地に)駆けつけて災害用品をお届けしたいと思っています」