北海道銀行、道南うみ街信用金庫木古内支店内に共同窓口開設 道内6カ所目
【木古内】北海道銀行は11日、道南うみ街信用金庫木古内支店内に共同窓口を開設した。8日に実店舗での営業を終えた道銀木古内支店の函館支店内移転に伴う措置で、道銀の現金自動預払機(ATM)をうみ信支店内に設置。必要な手続きはテレビ電話を通じて札幌の本部と結んで対応する。
道銀は2022年から実店舗を他支店に移転した地域で、信用金庫など他金融機関と連携して共同窓口を開設。後志管内寿都町などに続き、木古内で6カ所目。金融機関向けサービスを提供するソシオフューチャー(東京)のシステムを活用する。 共同窓口は個人や個人事業主が対象。住所や印鑑などの変更、キャッシュカード、通帳の再発行、通帳繰り越しなど、タブレット端末で受け付け後、必要書類の確認はうみ信の職員が代行する。口座解約などの一部業務は、テレビ電話の画面を通じて道銀本部の職員が手続き内容を説明する。 道銀の永洞敦真営業企画部長は他金融機関との連携する先行地域では順調に稼働しているとし「地元の顧客の皆さまにご迷惑にならないよう形を整えている。引き続きご愛顧いただきたい」と話している。 共同窓口は午前9時~午後0時半、同1時半~3時。うみ信内のATM利用時間は平日午前9時~午後6時。うみ信のATMも利用手数料は無料。町内では木古内郵便局内のゆうちょATM、セイコーマート木古内店設置のATMも道銀と同じ手数料で利用できる。
函館新聞デジタル