「ねたろうさんのお米」販売で市長表敬 食感と栄養価の高さPR【山陽小野田】
山陽小野田市で生産された高機能玄米「金のいぶき」を「ねたろうさんのお米」の名称で販売するとして、JA山口県宇部統括本部の小田秀忠本部長ら4人が24日、市役所に藤田剛二市長を表敬訪問し、食感と栄養価の高さをPRした。JAの新鮮館宇部、厚南両店、山陽小野田営農センターで販売する。 同米は、栄養の宝庫である胚芽が通常の3倍の大きさで、白米と同じように炊くことができるのが特徴。管轄する山陽小野田、宇部、山口市阿知須では主に山陽地区で栽培。作付面積は3・9㌶で、毎年12㌧ほどを販売している。 生産の主軸である市内での認知度向上と生産拡大を目指そうとブランド化。商品名は同地区に伝わる民話「寝太郎物語」に由来しており、考案者の倉田和孝営農経済部長は「地元に敬意を込めて名付けた」と語った。 藤田市長は「ネーミングとパッケージを一新し、より市民が買いやすくなったと感じる。PRに協力する」と話し、同米だけや白米と混ぜて炊いた3パターンのご飯を試食。もちもちとした食感に舌鼓を打った。 小田本部長は「地域色を出して市民が気軽に手に取れるようにした。市内のスーパーにも並ぶよう働き掛けていく」と意欲を示した。