メインパーソナリティーの発表の時期も近いだろう

日本テレビが今年も「２４時間テレビ」の放送に意欲を見せている。そんな中、どうしても注目せざるを得ないのが、番組の顔であるメインパーソナリティーの人選だ。 【写真】チャリＴシャツを着て、商品を手渡しする道枝駿佑らなにわ男子 日テレは３月２５日の定例会見で、編成担当の福田博之専務が「２４時間テレビにつきましては、今年の夏も放送をする準備をスタートしています」と明かした。 昨年１１月に発覚した系列局の元幹部による寄付金の着服問題などもあり、放送を危ぶむ声もあったが、例年どおり番組は制作されるようだ。 放送作家はこう語る。 「『２４時間テレビ』は日テレを代表する看板で、コロナ禍でも断行したように何としても放送を継続したい番組。寄付金の着服問題で失った視聴者の信頼を回復すべく、今年２月には寄付金の使い道や再発防止策を伝える特別番組まで放送し、火消しに奔走していたくらいですからね」 そんな折、ついに今年の放送が明言されたわけだが、業界内で注目されているのがメインパーソナリティーの人選だ。 人気グループ「ＴＯＫＩＯ」が担当した２００３年以降、昨年の「なにわ男子」まで、メインパーソナリティーは長年旧ジャニーズ事務所（現スマイルアップ）のタレントが務めてきた。だが昨年の性加害問題で、今年はその選考が混迷を極めそうだという。 「実際、旧ジャニーズ事務所とたもとを分かった元『Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ』の平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんが属する『Ｎｕｍｂｅｒ＿ｉ』が、同局で今春にスタートした音楽番組『ｗｉｔｈ　ＭＵＳＩＣ』に出演したことから、彼らを有力視する向きもあります。ただ、３人はせっかく新たな道を歩み始めた矢先に、あえてかつてのイメージを想起させるようなアクションを起こすとは考え難いですよね」（同放送作家） そんな中、番組制作会社スタッフはこう語る。 「日テレは昨年１０月の石沢顕社長が定例会見で旧ジャニ勢の新規起用について、スマイル社の取り組みに『少しずつ課題解決が進んでいる。道筋を付ける努力をしていると感じている』と一定の評価。今年３月には中止していた新規起用を再開したことを明かしています。今月１０日からはスタート・エンターテイメント社も動き出しました。そうなると、今年の『２４時間テレビ』も旧ジャニ勢がメインパーソナリティーとなる可能性が高いのではないでしょうか」 となると、気になるのはどのグループが選ばれるかだが…。