JR九州社長 日韓航路からの撤退「最終判断には至らず」 浸水隠ぺいの「クイーンビートル」 完全な修理は難しい 福岡
テレビ西日本
JR九州の古宮洋二社長は、浸水の隠ぺいがあった高速船「クイーンビートル」について、今後、浸水しないように完全な修理を施すのは難しいとの見解を示しました。 一方で日韓航路からの撤退については、最終的な判断はしていないと述べました。 福岡と韓国・釜山を結ぶ高速船クイーンビートルは、浸水を3カ月以上隠して運航していた事件を受けて、今年8月から運休しています。
JR九州の古宮社長は、20日の会見でクイーンビートルについて今後、浸水しないように完全な修理を施すには、船体の材質などから厳しいとの報告をうけていることを明らかにしました。 その一方で日韓航路事業からの撤退については、最終的な判断には至っていないと述べました。 浸水の隠ぺい事件を巡っては、福岡海上保安部が今年10月、船舶安全法違反などの疑いでJR九州高速船などを家宅捜索していて、現在も捜査が続いています。
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