行政も対応に苦慮 無縁墓について考えるシンポジウム
沖縄テレビ
県内で増加している無縁墓などの問題について話し合うシンポジウムが那覇市で開かれました。 これは、管理型の公園墓地を運営する沖縄県メモリアル整備協会が開いたものです。 県内では墓を引き継ぐ人がいなくなり、放置された「無縁墓」が増加していて那覇市では墓全体のおよそ10%を占めています。 放置された墓に粗大ごみが不法投棄されたり手入れがされていないことで景観の悪化にも繋がっていますが、墓の所有者と連絡が取れないケースも多く行政側も対処が難しい状況だということです。 メモリアル整備協会の堤純一郎理事長は、無縁墓の増加は少子化やライフスタイルの変化なども関係していて、遺骨を現在の墓から別の場所へと移す改葬の申請も年々増えていると話していました。
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