『スーパーマン』に4代目グリーン・ランタンが登場! 予告編の気になる登場人物を解説
『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセドがホークガールに変身
ホークガール(1分44秒目) 個人的に「イェイ!」と叫んだのはこのシーン。翼を持ったヒーロー、ホークガールです。キャラとしてもかっこいいですが、本作では彼女をイザベラ・メルセド(『マダム・ウェブ』『エイリアン:ロムルス』)が演じるのです。とにかく僕はいま彼女のファン。好きな女優さんが好きなキャラを演じるので興奮です。それにしてもグリーン・ランタンやホークガールと、すでにスーパーマン以外にもヒーローがいる世界なのですね。 怪獣(1分46秒目) コミックのほうではゴジラとも戦うスーパーマンですが、ついに巨大怪獣対スーパーマンの大バトルがスクリーンで楽しめる? ところでこの巨大怪獣、もしかするとクラーク・ケントとロイスの同僚ジミー・オルセンかもしれません。コミックでジミー・オルセンはなぜか怪獣映画を作っていたり(Superman's Pal, Jimmy Olsen #84)、自分が巨大怪獣になったりする(Superman's Pal, Jimmy Olsen #53)のです。 ロボット(1分50秒目) 壊れたロボットを前にスーパーマンが悲しみにくれている。このロボットはコミックに登場するケレックスでしょう。スーパーマンをサポートし、北極の“孤独の要塞”を守るロボットです。コミックではこのケレックスも数奇な運命をたどります。そしてこの後にクリスタルのような巨大な氷柱がニョキニョキ立つシーンが登場。1978年版の『スーパーマン』ファンにはたまらない、“孤独の要塞”描写ですね。 メタモルフォ(1分52秒目) この異形の怪人はヒーロー名をメタモルフォ、本名をレックス・メイソンといいます。実はヒーローで、肉体の物質構成を変えることの出来る(体をさまざまな物質に変えることのできる)超人。そして前述のスタッグ・インダストリーズの社長サイモン・スタッグの娘サファイアと恋仲でしたが。このエピソードが描かれるのかな? ボラヴィア(1分55秒) TVが報じているニュースにBORAVIAN TROOPS AMASSING AT BORDERとあります。ボラヴィア軍、国境に集結。なんらかの軍事的衝突? Sの旗を立てていた子のシーンがいかにも内戦っぽいところにいたので、こことつながるのでしょうか? ボラヴィアはスーパーマンのコミックの2号に登場した、ヨーロッパにあるという設定の架空の国。コミックではスーパーマンがここの和平に介入する、というエピソードでした。映画ではこの国の争乱にスーパーマンが干渉することでいろいろ問題が起き、彼が非難されるという流れでしょうか? 謎の怪人(1分58分) ここでスーパーマンが戦っている敵。ファンの間では、これが登場が噂されていた“ウルトラマン(日本のウルトラマンではないです。DCのマルチバースにおける悪のスーパーマン的存在)”ではないかと話題になっています。 ミスター・テリフィック(2分) 球体のバリアみたいな技を使う超人が出てきます。よくみると顔の前面にTの字のマスクが。この人物はミスター・テリフィックと呼ばれるヒーロー。恐らく2代目ミスター・テリフィックのマイケル・ホルトという人物です。超天才で格闘技の達人。彼の周りを浮遊するTソフィアという小さな球体メカたちが彼を守ります。これで今回の『スーパーマン』には、ジ・オーソリティ、グリーン・ランタン、ホークガール、メタモルフォ、ミスター・テリフィック、と結構な数のヒーローが登場します。 DC STUDIOロゴ(2分16秒) そしてこの予告を締めるのが、DCUを仕掛けるDCスタジオのロゴです! このように2分20秒の予告編ですがいろいろな要素が詰めこまれており、本当にワクワクさせてくれます! アメコミ映画として、ジェームズ・ガンの映画として、なによりもスーパーマンの映画として公開が楽しみです!
杉山すぴ豊