「うかるっ茶」で合格祈願 宇部空港やJR新山口駅で販売中【宇部】
JA山口県宇部統括本部(小田秀忠本部長)は、学問の神様とされる菅原道真を祭る防府天満宮(鈴木宏明宮司)で学業成就の祈願を受けた山口茶「うかるっ茶」を、山口宇部空港やJR新山口駅、市内のJA直売所などで販売している。 同本部は2020年から、西日本最大級の茶畑が広がる小野地区で栽培された山口茶を同天満宮に奉納。入学や就職、各種資格などの受験生向けに、同宮の神職による祈願を受けた茶葉を「うかるっ茶」として売り出している。 煎茶、ほうじ茶、玄米茶の3種類があり、それぞれ2・5㌘入りティーバッグ10個のパッケージが税込み540円で、菅原道真にちなんだ梅の花や必勝鉢巻きを巻いただるまのイラストが描かれている。税込み1620円で箱入りの3種類セットもある。全部で400パッケージを用意。販売期間は来年2月末までだが、売り切れ時点で販売を終了する。 市内のJA農産物直売所やJAグリーン、インターネット「JAタウン」、山口宇部空港とJR新山口駅にある特産品店「やなぎだ」などで取り扱っている。 同本部宇部西部営農センターの民繁詠児センター長は「緑茶にはリラックス作用や集中力を高める効果がある。『うかるっ茶』を飲んで合格をつかんでほしい」と呼び掛けている。