『ノンレムの窓』古田新太&中村倫也がバカリズム脚本作、原田泰造が竹村武司脚本作に主演【コメントあり】
『ノンレムの窓2025・新春』(日本テレビ系 2025年1月5日(日)午後10時30分~11時25分)の出演キャストが発表され、バカリズム脚本の「前の車追ってください」で古田新太と中村倫也、竹村武司脚本の「よーい、フィクション!」で原田泰造が主演を務めることが分かった。 【写真】元テレビディレクターの松永(原田泰造) “夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する不思議なバカリズムワールド全開のオムニバスドラマ『ノンレムの窓』。これまで放送したショートドラマは17作品。第7弾となる今回も、至極の2作品を放送する。 第1話は、バカリズムが脚本を担当し、古田新太と中村倫也が主演する「前の車追ってください」。よく刑事ドラマで耳にする「前の車を追ってください」というせりふ。あくまで“ドラマの中の話”と思っているこのシチュエーションにもし遭遇したら?そんな状況に陥ったタクシードライバー・佐藤(古田)と、乗客・鈴木(中村)。“言われてしまった”タクシードライバーと“言ってしまった”乗客とが生み出す奇妙な緊張感は、一体どこへ向かうのか。古田、中村のほか、梶原善も出演する。 第2話は、ドラマ『つづ井さん』などドラマ脚本だけでなく、『タモリ倶楽部』『だれかtoなかい』など数々のバラエティ番組の放送作家を担当する竹村武司が脚本を担当し、原田泰造が主演する「よーい、フィクション!」。バラエティ番組のディレクターだった松永(原田)はぬれぎぬを着せられ番組をクビに…。職を失い途方に暮れる松永は、謎めいた女性・矢橋(小雪)から「ウチで働かないか?」と勧誘を受ける。そこはニュースを制作する会社だったが、作るのはただのニュースではなく“フェイクニュース”だった。 メディアで報道されるニュースの9割は本当に起きた出来事だが、実は1割は国やスポンサーからの指示で作られるフェイクニュースだと伝えられ、がくぜんとするとする松永。一体、何が本当で、何が嘘なのか…松永がつくるフェイクニュースは予期せぬ方向へと展開していく。原田、小雪のほか、小手伸也、小松利昌、月島琉衣、崎山つばさ、原菜乃華も出演する。 また、脚本だけでなく、バカリズム自らも“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場。斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性”との不思議な掛け合いにも注目だ。 なお、TVerで過去作全17本が期間限定で無料配信中。 <「前の車を追ってください」主演:古田新太 コメント> 今回、オイラが聞いたところによると、倫也は「古田さんが出るんだったらいいよ」と言ったと話を聞いたんで、じゃあしょうがないか、出るかと思いました(笑)。(モノローグ進行の)脚本は面白かったです。もうセリフ覚えなくていいし、楽だなと思っていたら、そんなことはなかったです(笑)。バカリちゃんのセリフをちゃんとやらないと面白くないので。いかに前半抑えて演じるかという点が見どころです。結構、2人とも真面目に取り組んでいますんで、ラスト以外はちゃんとドラマとして成立しているんじゃないかなと思います。ぜひ見てください! <「前の車を追ってください」主演:中村倫也 コメント> 古田さんとは2024年5月からずっと、全97公演の舞台を一緒にやっていたのですが、そこではあんまり面白の絡みがなく、今回、バカリズムさんの素晴らしい脚本で古田さんとご一緒できるならいい年越しになるんじゃないかと思い、出演しました。バカリズムさんの本は読んだ段階で面白いので、本当に無駄なことしない方がいいなと。だからこそ精密で緻密な芝居が求められるので、現場で1個1個楽しみながら演じました。最後の最後にドデカイもんがあるので、ご覧になる方はギョっとするかもしれないですが、一体この2人は何なんだろう?って最後思ってもらえたらうれしいです。いい新年の笑い始めにしてもらえればと思います。 <「よーい、フィクション!」主演:原田泰造 コメント> ひょんなことから転職した先がフェイクニュースを制作する会社。でもこの会社がとても怪しい。 巷の噂や都市伝説、あんなことやこんなことを実はこの会社が作っていた! 昨今たびたび話題に上がるフェイクニュースをこんなふうに落とし込むのかと、台本を読んでいてすごくワクワクしました。キャストも個性的で面白い。そして役にぴったり合っている。さすが『ノンレムの窓』だと思いました。お正月の日曜日、次の日から仕事や学校が始まる人が多いかと思いますが、ぜひたくさんの人に観てもらい、同僚や友達との話のタネにしてもらえたらと思います。
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