ソランケの初得点など3発快勝! トッテナム指揮官「全員が力強いパフォーマンスに貢献した」
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、21日に行われたプレミアリーグ第5節ブレントフォード戦を振り返った。同日、イギリスメディア『Football London』が伝えた。 【ハイライト】ソランケが初得点! トッテナム 3-1 ブレントフォード トッテナムは開始1分でブライアン・ムベウモの先制点を許して追いかける展開となる。それでも、8分にドミニク・ソランケがゴール前のこぼれ球を押し込んで、加入後初ゴールを記録。その後も押し込んだホームチームは、28分にソン・フンミンのアシストからブレナン・ジョンソンが今季リーグ戦初得点を挙げて勝ち越しに成功する。85分、ソンのお膳立てからジェームズ・マディソンがダメ押しの3点目を奪い、3-1で3試合ぶりの白星となった。 ポステコグルー監督は試合後、「理想的なスタートではなかったが、正直なところ、何事もなかったかのようだった。試合を通して容赦なかったし、十分に勝利に値した」と、選手たちのパフォーマンスに賛辞を送った。 「チーム全員が良かったと思う。全員が、自分たちが支配したいエリアで試合を支配することに集中していた。中盤の選手たちはみんな、前線の3人をうまくサポートしていたと思う。私たちがボールを持てば、彼らはプレスをかけてくるが、ヴィック(GKグリエルモ・ヴィカーリオ)と4バックはそれをうまくコントロールしていた。だから、全員が力強いパフォーマンスに貢献したと思う」 同監督は、得点を挙げたB・ジョンソンとソランケのパフォーマンスにも言及した。 「(リーグ杯でも得点を挙げた)ブレナンは最高の1週間だったね。彼は終始、本当に脅威だった。先週は少し彼にとって難しい時期だったが、そういう時こそ、何が大切なのか、という視点を与えてくれることがあるんだ。そして、ブレナンにとって大切なのは、チームメイトから愛されていること、毎日ハードワークしていることだ。彼が私たちのクラブに大きな影響を与えることは間違いない」 「ドム(ソランケ)はまだフィットネスに取り組んでいる段階で、最後の方はガス欠だったね。もう少し早く交代させたかったが、試合を終わらせるための3点目が必要だった。だけど、今日も彼は良かったよ。加入してからずっとね。ストライカーはゴールを決めるのが大好きだし、このクラブで最初の、しかもホームでとなると、彼にとっては素晴らしい瞬間だ。今回も彼は本当に力強いプレーを見せてくれた。相手がマンツーマンでかなりアグレッシブに寄せてくることはわかっており、彼はボールを保持しなければならなかったが、本当によくやってくれたと思う」 また、記者からはポステコグルー監督に対し、ブレントフォード戦で物議を醸したシーンへの質問も飛んだ。57分ごろ、GKヴィカーリオがペナルティエリアの外で手を使ったものの、ブレントフォードの決定機ではないとみなされたのかVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入せず、お咎めなしとなった場面だ。 ポステコグルー監督は「見ていないからわからない。もし彼のファウルを取られても、ボックスの外からのフリーキックでは、試合のターニングポイントになったとは言い切れないだろう(笑)。OK、幸運な結果だったと思うよ」と、深い言及は避けた。 2勝1分2敗となったトッテナムは、26日にヨーロッパリーグ・グループフェーズ第1節でカラバフ(アゼルバイジャン)とホームで対戦。29日にプレミアリーグ第6節でマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイゲームを行う。
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