6歳のピアニスト川下さん 初出場で全国1位 佐世保市長に報告
「音の夢ピアノコンクール」の全国大会で、長崎県佐世保市の川下結鈴(ゆず)ちゃん(6)=江迎青い実幼児園=が1位になった。ピアノを習い始めて2年で、コンクールは初出場。20日、市役所を訪ね、宮島大典市長に結果を報告した。 コンクールは、世界で活躍できる若いピアニストの育成を目指して毎年開催している。結鈴ちゃんは幼児部門の自由曲コースに出場し、佐世保地区予選を経て10月に佐賀県であった全国大会に進んだ。クリーガーのメヌエットなど課題の2曲を演奏し、1位と審査員特別賞に選ばれた。 結鈴ちゃんは4歳からピアノを始め、めきめき上達。指導する「まつお音楽教室」の松尾真弓さんによると、日々の練習を怠らない真面目さと曲に合わせた表現力の高さが強みだという。今回はテンポ良く弾けるように練習を重ねた。 結鈴ちゃんは両親らと市役所を訪問。宮島市長に賞状などを見せ、結果を報告した。今大会の受賞者が出場できる来年3月のコンクールに向けて練習を重ねるという。