徳島県海陽町の美しい海をイメージした「千年サンゴプリン」創業100年の地元洋菓子店が販売
海陽町四方原の洋菓子店「KIMOTOYA」が創業100年を記念して、「千年サンゴプリン」を発売した。海から見える色鮮やかな景色をイメージした3種類が店頭に並び、好評を得ている。 徳島の世界大会優勝パティシエ柴田勇作さん監修Xマスケーキをセブンが数量限定販売 プリンは5層で、下からクッキー、チーズプリン、ソース、ジュレ、ゼリーとなっている。牟岐町沖に生息する世界最大級のコブハマサンゴ「千年サンゴ」に見立てたシャインマスカットを中層に配した。最上層のゼリーは塩味にし、味覚から海をイメージできるように工夫している。 3種類のコンセプトは▽マンゴーとパインを使って日の出をイメージした「サンライズ」▽かんきつ系のリキュール・ブルーキュラソーを用いて海中を表現した「ブルーオーシャン」▽ラズベリーとサクランボで夕焼けを模した「サンセット」。いずれも爽やかなフルーツと濃厚なチーズプリンとの相性が良い。 KIMOTOYAは1923年創業。100年の節目を祝おうと、3代目の木本道利代表(56)が新商品を考案した。千年サンゴをモチーフにしたのは、ダイビングをした際に間近で見た千年サンゴの迫力が忘れられないからだという。 木本代表は「これほど長く続けられたのはお客さんあってのこと。お菓子を通じて地元の魅力発信に貢献したい」と話した。 価格は税込み648円。海陽町店とポルト店(牟岐町中村)で販売している。