DeNAジュニア監督が指摘する“小学生の課題点” 保護者と食事会も…還元する「プロの熱量」
選手の所属チームにプロの指導を還元…締めくくる横浜イヤー
主力を快く送り出してくれている、選手たちの所属チームへの感謝も忘れない。各チームにはジュニアの練習見学か、スタッフによる訪問指導のいずれかを選んでもらい、プロの指導法を還元している。しっかりと関係性を構築し、来年以降も子どもたちがDeNAジュニアに挑戦してもらえるよう、環境を整えている。 今年は、DeNAの1軍と2軍が日本一に輝き、BCリーグでは神奈川フューチャードリームスが優勝。都市対抗は三菱重工East(横浜市)が初優勝し、今秋の神宮大会では横浜高が1997年以来の栄冠に輝いた。DeNAジュニアが連覇で“横浜イヤー”の大トリを飾り、地域球界のさらなる活性化に繋げたいところだ。 「もちろん横浜一色で占めたいという気持ちは、僕も含め全員が持っています。まずは入りの1戦目をしっかりと丁寧に戦い、奢ることなく1戦1戦を勝ち進み、結果的に優勝がついてくればいいと思っています」 今年のチームスローガンは「Be The Best~未来への挑戦~」。11月には侍ジャパンU-12代表との強化試合に勝利した実力を遺憾なく発揮し、頂点へ挑む。
内田勝治 / Katsuharu Uchida