【写真：Getty Images】

　日本サッカー協会（JFA）は3日、今年7月に開幕するパリ五輪・男子サッカー競技に臨むサッカーU-23日本代表の18名とバックアップメンバーの4名を発表した。スペインメディア『MUNDODEPORTIVO』が3日、久保建英がパリ五輪のメンバー外になったことに言及していた。 【動画】まばたき厳禁！ 久保建英の衝撃ゴールがこれだ！ 　今回発表されたU-23日本代表のメンバーには松木玖生、A代表でもプレーする鈴木彩艶、そしてレアル・ソシエダで活躍する久保などはさまざまな要因が影響して招集外に。会見で山本昌邦ナショナルチームダイレクターは、「交渉は困難を極めた。久保建英、鈴木唯人、鈴木彩艶も招集がかなわなかった。選手の意思、クラブの了承も得なければならない。」と、交渉がうまくいかず招集できなかったことについて触れていた。 　同メディアは、久保のパリ五輪招集外が決まったことを受けて、「（久保のパリ五輪不参加が）正式に決まった。これは予想されていたことであり非常に嬉しいニュースだ」と前置きし、「チームを率いるイマノル・アルグアシル監督は、プレシーズンからリーガが始まるまで、偉大なスターの一人に頼ることができる」と、同選手が五輪不参加になったことはチームにとって良いニュースであることを強調している。 　ソシエダの絶対的なウインガーとして活躍する久保は、昨季リーグ戦30試合に出場し、7ゴール4アシストをマークしている。U-23日本代表にとってスペインで活躍する同選手の不在は非常に痛いものであるものの、現地にとってはチームの中軸が五輪に参加しないことは非常に喜ばしいニュースのようだった。