トヨタ、新型「クラウン・エステート」を米国向けに発表!SUVながらセダンの乗り心地を両立させたステーションワゴン!
トヨタは、米国で新型「クラウン・エステート(英語名:クラウン・シグニア)」を発表した。2025年型クラウン・シグニアは、米国トヨタ・クラウンの2番目のラインアップとしてSUVカテゴリーに参入する。シャシーにはTNGA-Kプラットフォームを採用しているため、セダンのような快適な走行性とSUVのような多用途性という、両方の長所を兼ね備えている。そのクロスオーバーデザインと特長的なワイドスタンスによって、セダンモデルとも異なる洗練されたスタイリングが確立されている。また、TNGA-Kプラットフォームは、ステアリング、フロア、ボディ構造を通じて振動を抑制し、キャビンへのノイズ侵入を防ぐのに役立っており、居住空間の快適性にも貢献している。 【関連写真】エレガントに仕上げられたインテリア
TNGA-Kプラットフォームを採用した上質な乗り心地
新型クラウン・シグニアには、オンデマンド全輪駆動(AWD)を標準装備したトヨタ・ハイブリッド車(HEV)パワートレインのみが搭載され、「XLE」と「Limited(リミテッド)」の2グレードが用意されている。洗練されたスタイリングは、そのワイドなスタンスと21インチホイール、そして特長的なフロントエンドとヘッドライトユニットの組み合わせから生まれている。ボディカラーは、ストームクラウド、フィニッシュライン・レッド、オキシジェン・ホワイト、ブラック、ブロンズエイジの5色が展開される。 新型クラウン・シグニアには、クラウン・セダンを支えるトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーK(TNGA-K)プラットフォームが採用されている。そのため、クラウン・シグニアは、セダンのような快適な走行性とSUVのような多用途性という、両方の長所を兼ね備えている。
2.5リッターDOHC4気筒エンジンをベースとしたHEVユニットを搭載
新型クラウン・シグニアには、トヨタHEVシステムが標準装備され、2.5リッターDOHC4気筒エンジンに2つの電気モータージェネレーターが搭載される。この実績ある技術は、シームレスにシステム総合243馬力を発揮し、電子制御無段変速機(ECVT)を採用することで、推定燃費15.3km/Lを達成している。トヨタのエレクトロニック・オンデマンド・オールホイールドライブも標準装備され、必要なときに追加のトラクションを発揮する専用のリア電気モーターを備えることで、最大1,224kgまで牽引することができる。 走行モードは、NORMAL、ECO、SPORTから選択することができ、SPORTモードはスロットルレスポンスを向上させ、シャープな走行を発揮。ECOモードは、スロットルと環境ロジックを変更し、ドライバーが燃料とバッテリーの燃費を優先することができる。さらに、EVモードでは、短距離の低速走行で電気のみの走行をすることができる。 エレクトロニック・オンデマンドAWDは、必要なときに後輪に電力を供給するために、リヤに独立した電気モーターを搭載している。これはシームレスかつ透過的に機能し、駆動力の最大80%を後輪に先回りして配分することで、発進時の前輪のスリップを抑制する。このシステムはまた、アンダーステアを抑えることでコーナリングの俊敏性を向上させ、トルク配分は状況に応じて変化することで定速走行時は100:0、滑りやすい路面では20:80となる。
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