福岡空港国際線エリアのバス乗降「アクセスホール」が3日供用開始…国内線ビルとつなぐ連絡バス専用道も
福岡空港(福岡市)の国際線エリアで3日、空港と九州各地を結ぶバスへの乗降をスムーズにする「アクセスホール」と、国内線ターミナルビルとの間をつなぐ「内際連絡バス」の専用道の供用が始まる。2日には両施設が報道陣に公開された。九州や中国地方西部の国際拠点(ハブ)空港の役割を担う福岡空港の利便性向上が期待される。 【地図】再整備が進む福岡空港の国際線エリア
アクセスホールは約4000平方メートルのガラス張りで、福岡県産の木材を使った天井の装飾やベンチも配置。バスのチケット売り場やカフェなども整備した。
連絡バスの新たな専用道は、以前からある専用道(約1・4キロ)に接続する形で国際線ビル北側約1・1キロに整備した。両ビル間は約15分から約10分に短縮される。国内線ビル周辺は一般道を利用しているが、2026年度までに専用道を整備し、所要時間は約5分になる見通しだ。