力士にどすこい!湊部屋が保育園訪問 「稽古してご飯食べて、たくさん寝る」園児の質問丁寧に回答
14日に初日を迎える大相撲名古屋場所を前に、湊部屋の力士たちが3日、岐阜県関市前町の松渓保育園を訪れ、園児たちと相撲を取るなどして交流を深めた。 訪問したのは、湊孝行親方と鷹翔(おうか)さん、諒兎馬(あきとば)さん、福生龍(ふくしょうりゅう)さん、名島(なじま)さんの力士4人。同部屋は長年園児と交流しており、来園は今年で34回目。同園のほか、関保育園と安桜保育園の年長児ら計約100人が参加した。 力士が登場すると歓声が上がり、園児が太鼓の演奏を披露して歓迎。園内のホールで、園児が「何で相撲が強いの」「どうして体が大きいの」と質問し、鷹翔さんが「稽古してご飯をいっぱい食べて、たくさん寝ることの繰り返しで強くなる。一番大事なのは稽古」と1問ずつ丁寧に答えた。 その後、土俵が設けられた園庭で、園児が力士との相撲に挑戦。周囲から「頑張れ」と声援が送られる中、園児が果敢に力士にぶつかり、軽々と持ち上げられると笑顔を見せた。数人がかりで力士を土俵外に押し出す場面もあり、力士たちと楽しいひとときを過ごした。
岐阜新聞社