写真：AV Watch

Aladdin Xは、照明一体型3 in 1プロジェクター「Aladdin X2 Light」を10月21日より発売する。直販価格は99,800円(送料込)。 【この記事に関する別の画像を見る】 Aladdin Xシリーズが持つ性能を継承し、より手軽に楽しめるとするモデル。照明部の輝度はシリーズ最高の5,500ルーメンで、最大14畳の広さに対応。基本的な調光、調色への対応へ加え、様々なシーンに応じて色の変化や、その日の気分に合わせて自由に好みの配色を楽しめる新機能「ムードライト」を搭載した。 ムードライトでは、調光・調色各50段階で調整が可能。エンターテインメント性を追求し、ミュージックやムービーに合わせて光るパターンを用意しているほか、リラックスできる色とリズムで眠りへと誘導するスリープなども利用できる。 また、「スイカゲーム」と連動した特別なカラーパターンも用意。スイカゲームでスイカを作ることに成功すると、ムードライトのメニューに「フルーツ」が追加される。 価格を抑えるために、プロジェクター部の構造やパーツを変更し、従来モデル「Aladdin X2 Plus」よりも本体を薄型化。プロジェクター部は、フルHD(1,920×1,080ドット)の投影解像度、明るさ700 ANSIルーメンを実現(Aladdin X2 Plusは900 ANSIルーメン)。投影調整距離は上下0～19度で、Aladdin X2 Plus(0～32度)と比較して狭くなっている。台形補正は水平垂直40度。 投写方式は単板DLP方式。光源はLEDで光源寿命は2,500時間。短焦点レンズを搭載し、投影サイズは最大120型。Aladdin Xシリーズとして初めて、MEMC(フレーム補間処理)に対応。スポーツやゲームなどの激しい動きの映像でも、くっきりと滑らかに投影できる。 目を守るための機能として、照明部はブルーライト、グレアやちらつきによる目の疲れを軽減するTÜV SÜD認証、プロジェクター部ではブルーライトカットで目に優しいSGS Low Blue Light認証をそれぞれ取得している。 Harman Kardon製のスピーカーを採用。Dolbyオーディオ対応で、出力は8W×2。天井から音が降り注ぐ体験ができる。 リモコンも一新。従来よりも照明をコントロールできるボタンが増加し、高い操作性をもつリモコンへ進化したとのこと。 OSはAndroid 11をベースにしたAladdin OS。Wi-Fi、Bluetooth 5.1に対応する。従来の高速起動モードやBluetoothミラーリングなども同様に備えている。内部ストレージが32GB。外形寸法は約456×121mm(直径×高さ)。重量は4.7kg。 ■ 4K超短焦点プロジェクタ「Aladdin Marca Max」を年内発売 メディア向けの説明会では、年内に発売を予定している短焦点プロジェクター「Aladdin Marca Max」をお披露目。 画質と音質を極限まで追求したモデルとし、壁面との距離18cmで100型での投影を実現。投影解像度は4K(3,840×2,160ドット)で、IMAX Enhanced認証とDolby Vision認証を取得しているという。明るさは2,500 ANSIルーメンを予定しているが、開発中のため、変更になる可能性があるとのこと。