【卓球】男女ジュニア決勝が終了。男子は松島輝空が悲願の初優勝、女子は張本美和が連覇達成!〈全日本卓球選手権〉
天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 1月22~28日 東京体育館 大会3日目の1月23日、全日本選手権ジュニアの部のチャンピオンが決定した。 男子は松島輝空(木下アカデミー)が4度目の決勝で悲願の初優勝、女子は張本美和(木下アカデミー)が面手凛(山陽学園高)をストレートで下して2連覇を果たした。 ●ジュニア男子決勝 松島輝空(木下アカデミー) 3、-7、9、-9、8 吉山和希(岡山リベッツ) ジュニア男子決勝は2020年、22・23年大会と3度の決勝進出を果たすもタイトルに一歩届かずにいた松島が栄冠。決勝は、過去に優勝を阻まれた吉山僚一(日本大)の弟・和希との対戦となった。 序盤からギア全開で攻めた松島が3点でゲームを先取するも、2ゲーム目は吉山が反撃。勝負どころとなった3ゲーム目は吉山に3-7とリードを奪われる厳しい戦いとなったが、粘り強く戦った松島が逆転でゲームを奪取。 しかし吉山が粘り強さを見せ4ゲーム目を奪い返し、勝負の行方は最終ゲームへ。最終ゲームでは前半で7-3と松島がリードを奪う。そこから、7-6、9-8と迫られたが最後まで攻めの姿勢を貫いた松島が8点で吉山を振り切り、悲願だったジュニア初優勝を達成した。
●ジュニア女子決勝 張本美和(木下アカデミー) 3、5、9 面手凛(山陽学園高) 一方のジュニア女子決勝は、張本が面手との激しいラリー戦を制して2連覇を達成。ラリー力の高い面手に対し、回転量豊富なドライブで緩急をつけて面手のミスを誘い、張本が一気に2ゲームを連取。 3ゲーム目は面手も粘り強く張本のドライブに対応し、要所でコートに突き刺さるようなカウンターで勝機を探ったが、最後は穴の少ない両ハンドで面手より一球多く返した張本が勝利を手にした。