F1アカデミー、アメリカン・エキスプレスをオフィシャルパートナーに迎える
4月26日、F1アカデミーはアメリカン・エキスプレスを2024年シーズンのオフィシャルパートナーに迎えたことを発表した。 【写真】アメリカン・エキスプレスの支援を受けることとなったジェシカ・エドガー 2023年より南北アメリカ大陸におけるF1のオフィシャル・ペイメント・パートナーに就任しているアメリカン・エキスプレス。今回のパートナー就任により、17号車ジェシカ・エドガー(ロダン・モータースポーツ)のマシンやレーシングスーツが、次戦第2戦マイアミよりアメリカン・エキスプレス仕様へと変わることとなった。 また、エドガーのマシンには、アメリカン・エキスプレスが展開する地元の小規模事業者を支援するサービス『ショップ・スモール』、そして毎戦ごとに各開催地で経営されている小規模事業者のロゴもフォーカスされるという。第2戦マイアミでは女性経営者モニカ・"ミカ"・レオンが立ち上げたキューバ料理レストラン『カハ・カリエンテ』の店舗ロゴが入ることとなった。 なお、エドガーは3月7~9にサウジアラビア・ジェッダで開催された開幕戦では、サポート企業なしという扱いのもと、F1アカデミーのカラーリングを纏って参戦していた。今回のアメリカン・エキスプレスのパートナー就任に伴い、今季のF1アカデミーにシリーズエントリーする15名は全員、F1チームもしくはF1アカデミーのオフィシャルパートナー企業のサポートを受けることとなった。 アメリカン・エキスプレスのチーフ・マーケティング・オフィサーであるエリザベス・ラトリッジは「2024年シーズンに向けて、F1アカデミーとのグローバル・パートナーシップを開始できることを嬉しく思う。コミュニティを強力にバックアップすることは、アメリカン・エキスプレスのDNAの中核をなすものだ」とコメント。 「このパートナーシップにより、サーキット内外で女性の均等な機会を促進し続けるとともに、女性が経営する中小企業とその地域社会への影響にスポットライトを当てたいと考えている」 また、アメリカン・エキスプレスはF1第6戦マイアミGPを前に、同社のカード会員を対象としたイベントを開催する。こちらにはF1アカデミードライバーの他、マイアミ出身のシンガーソングライターのカミラ・カベロが登場するという。 ■2024年F1アカデミー年間エントリーリスト Car.No/Driver/Team/Support 3/ローラ・ロビンフォス/ロダン・モータースポーツ/シャーロット・ティルベリー 9/アビー・プリング/ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ 17/ジェシカ・エドガー/ロダン・モータースポーツ/アメリカン・エキスプレス 7/エメリー・デ・ヒュース/MPモータースポーツ/レッドブル・フォード 8/ハムダ・アル・クバイシ/MPモータースポーツ/レッドブル・レーシング 88/アムナ・アル・クバイシ/MPモータースポーツ/RB 14/クロエ・チェンバース/カンポス・レーシング/ハース 15/キャリー・シュライナー/カンポス・レーシング/キック・ザウバー 30/ネレア・マルティ/カンポス・レーシング/トミー・ヒルフィガー 16/ビアンカ・ブスタマンテ/ARTグランプリ/マクラーレン 22/アウレリア・ノベルズ/ARTグランプリ/プーマ 57/リア・ブロック/ARTグランプリ/ウイリアムズ 19/ティナ・ハウスマン/プレマ・レーシング/アストンマーティン 28/ドリアーヌ・パン/プレマ・レーシング/メルセデス 64/マヤ・ウィーグ/プレマ・レーシング/フェラーリ [オートスポーツweb 2024年04月27日]