料亭政治舞台をスイートに改装 松山のホテル「壱湯の守」(愛媛)
料亭政治の舞台、高級宿へ再生―。ホテル「奥道後 壱湯の守」(松山市末町)が来年2月から日本建築の1棟貸し宿泊サービスを始める。元々は東京・赤坂の料亭「中川」の建物で、昭和期に壱湯の守の前身「ホテル奥道後」の敷地内に移築された。今回ロイヤルスイートとして改装し、宿泊料金は県内最高水準の1人1泊22万円から。日本の文化や風情に関心の高いインバウンド(訪日客)や富裕層の需要を見込む。 宿泊施設の名称は「別邸 坪中川」。今月9日から一般予約を開始する。
愛媛新聞社