南極観測隊経験者の作者による南極旅行RPG『⼭が笑えば』正式リリース。獣耳の女性が南極観測隊のおじさんたちと交流しつつ、1000㎞先の「ドームふじ基地」を目指す。作中の景色は実際に現地で撮影されたもの
3月13日、インディーゲーム制作サークルの旧世紀網膜博物館は、南極の内陸を旅行するというコンセプトのRPG『⼭が笑えば / with Mountain Smiling』(以下、⼭が笑えば)』をiOSとAndroidに向けてリリースした。価格は、590円となっている。 本作は、南極観測隊で越冬した経験のある作者の実体験に基づいて制作された「南極内陸旅行」をテーマにしたRPGだ。作中で見られる景色は、実際に撮影された本物の南極の写真となっている。 新人観測隊員である獣耳の女性が、南極観測隊であるおじさんたちと共に「昭和基地」から約1000㎞の距離にある「ドームふじ基地」を目指す。期間は1年間と有限なので、プレイヤーは彼らの動向を見守りつつ地形や天候、南極に蔓延る謎の兵器といったハードルを乗り越える。 獣耳の女性は南極観測隊のおじさんたちと共に旅をする間、ラーメン屋台で酒を酌み交わしたり、ペンギンを誘拐したり、話し合ったりすることで交流することも可能だ。時速ほぼ8kmとゆっくりと走る雪上車に乗り、おじさんたちと協力しながら限られた資源を用いて過酷な南極を生き延びよう。 なお、旧世紀網膜博物館は『山が笑えば』のほか、2021年にローグライク・アドベンチャーゲームである『霜夜ゆく / Cold Bed on Route』をスマホ向けにリリースしている。 App Storeの紹介によると、こちらはSF小説『冷たい方程式(原題 The Cold Equations)』に影響を受け制作された作品だ。プレイヤーはドギーと呼ばれる人造人間と協力しながら重量オーバーとなってしまった宇宙船から不用品を探して投棄する。 『山が笑えば』はApp StoreとGoogle Playにて発売中。価格は、App Store版が590円、Google Play版は580円となっている。本作が気になった方は、ぜひストアページをチェックしてみてほしい。 ■旧世紀網膜博物館、南極内陸旅⾏ RPG『⼭が笑えば』配信開始。失われたドームふじ基地へと向かう南極内陸単独旅⾏を描く。 インディーゲーム制作サークル、旧世紀網膜博物館は 2024年3⽉14⽇、本サークル 2作⽬となる iOS/Android向け南極内陸旅⾏ RPG『⼭が笑えば / with Mountain Smiling』(以下、『⼭が笑えば』)を App Store / Google Play にてリリースします。 【アプリの概要】 ●『⼭が笑えば』は南極の内陸にて活動を⾏う「南極内陸旅⾏」に焦点を当てた RPGです。実際に南極観測隊で越冬を経験した作者の経験に基づいており、野外で撮影した本物の南極の写真が彩ります。 ●本作では⼈類が南極観測から離れて久しい未来、新⼈観測隊員である獣⽿美⼥が南極観測隊のおっさんたちと酒を飲んだり、キャロムビリヤードをしたり、ペンギンを誘拐したり、ラーメン屋台を訪ねたりしながら居住基地である「昭和基地」から約1,000km 離れた「ドームふじ基地」を⽬指します。 ●最初にマップがランダムに⽣成されてからゲーム内の 1 年間の有限の期間試⾏するローグライト要素を持ちます。プレイヤーは地形、天候、物資、そして氷床上を闊歩する兵器といった障害を乗り越えて旅をします。 『⼭が笑えば』は App Store / Google Play にて 2024 年 3 ⽉ 14 ⽇から配信予定。⽇本語・英語対応。価格は 59 次隊にかこつけて590円。たくさん負けて強くなれ。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
【関連記事】
- 『ファイナルファンタジー7 リメイク/リバース』の花火大会が3月23日に大阪・万博記念公園にて開催。ゲームの音楽とシンクロする花火と照明の演出により作品の世界観を表現。2月9日よりチケット販売開始
- 走り続けないと死ぬ異色のゲーム『マグロマッチョアドベンチャー』Steamにて正式リリース。筋肉ムキムキのマグロが、行方不明となったシャケマッチョを探しステージを駆け抜ける。3月23日まで40%オフの780円で購入できる
- アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のクイズアトラクションが開催決定。認定証が貰えるSPW財団入団試験や、トイレに手を突っ込むことでブチャラティのグッズが獲得できる原作再現ネタのくじ引きなども開催
- AIに仕事を奪われた未来を描くノベルゲーム『「はい」か「YES」で答えられる質問だけ』が無料で公開中。カタツムリのお世話、無意味なメール仕分けなど虚無ワークに励む
- 小島秀夫監督、“新時代のエスピオナージ(スパイ・諜報)アクションゲーム”『PHYSINT』を発表。『メタルギア』で知られる小島監督の新作に注目集まる