児童の通知表やテストの点数の一覧などを紛失 鍵のない引き出しにしまい 翌日になくなっていることが発覚 広島県尾道市の小学校
広島県尾道市教委は2日、市立小学校で児童の通知表の原本やテストの点数の一覧が記された資料を紛失したと発表しました。 【写真を見る】児童の通知表やテストの点数の一覧などを紛失 鍵のない引き出しにしまい 翌日になくなっていることが発覚 広島県尾道市の小学校 紛失したのは、いずれも今年度の資料で▽「学習の記録一覧表」(6人分)、▽「テストの点数一覧表」(6人分)、▽「通知表」(6人分)、▽「行動の記録一覧表」(6人分)、▽クラブ活動名簿(148人分)ーーなど151人分です。 これらは1冊のファイルにまとめてあり、6月25日に教諭が、授業などで受け持つ児童の成績を付ける上で閲覧した後、職員室の自席の鍵の付いていない引き出しにしまったままにしていました。翌26日午後6時に引き出しから取りだそうとした際になくなっていることに気付きました。 本来であれば、鍵付きのロッカーで保管していなければならなかったところ、管理が不徹底だったということです。 校内を探しても見当たらず、6月28日に校長から尾道警察署へ盗難届を提出。紛失した資料には児童の氏名や成績などが記されてある以外には、住所や保護者の連絡先などは記載されていないとのことです。 尾道市教委は「学校への指導が不十分であったと反省している。児童や保護者に多大な迷惑と心配をかけ申し訳ない。もとのデータが残っているので、子どもたちの成績に不利になるようなことはない」とコメントしています。
中国放送