村を訪れるきっかけに... 復興イベント「第1回HANERUカップ少年サッカー大会」 福島県葛尾村
福島県葛尾村復興イベント「第1回HANERUカップ少年サッカー大会」は1日、村健康増進センターで開かれ、船引SSS(田村市)が優勝した。 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向けたスポーツ振興と青少年育成を目的に、村内でバナメイエビの陸上養殖を手がけているHANERU(はねる)葛尾が中心となって企画。小学生以下で構成する県内の8チームがトーナメント戦を展開した。 決勝は船引SSSとリガーズFC ブルー(郡山市)が対戦。船引SSSが4―2で勝利した。ひらたFC(平田村)が3位だった。 開会式ではHANERU葛尾の松延紀至社長があいさつし、篠木弘村長らが激励した。船引SSSの堀越悠大主将が選手宣誓した。 HANERU葛尾は村内で少年野球大会も催し、スポーツを通じて地域活性化を後押しししている。松延社長は「これからも大会を開催し、葛尾村を訪れるきっかけをつくりたい」と決意した。