地盤沈下は半年で2.4cm→5.9cmに…リニアのトンネル掘削行われた岐阜県瑞浪市 市長がJRに見通しの説明求める
リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が行われた岐阜県瑞浪市で、地盤沈下などが確認された問題で11月27日、瑞浪市の水野光二市長がJR東海に今後の見通しについての説明を求めました。 【動画を見る】扉が自然と開く家も…『リニア工事』約7年ストップの静岡工区で“一歩前進”も岐阜ではトラブル続く 瑞浪市の水野市長は27日午後、工事の影響を調査する専門家による会議に初めて出席し、JR東海に対し住民の不安の解消につながる今後の見通しを、説明するよう要望しました。 瑞浪市の水野光二市長: 「色々な調査やデータを集めてあらゆる角度で検討して頂いていることはわかりましたけど、想定だけど『こういう風になります』もしくは『何とか鎮静化に向かうでしょう』とか報告をしていただけると住民も理解して頂けるのではないか」 瑞浪市大湫町では、井戸などの水位低下に加え地盤沈下も起きていて、2024年5月に最大2.4センチだったのが、11月には最大5.9センチに進行しているということです。 また、JR東海は地盤沈下によって生活に影響が出ている住宅について、修理を行っていることを明らかにしました。