天理のエース・達、強打の健大高崎を抑え込めるか 選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会は第6日の25日、第2試合の神戸国際大付と仙台育英の対戦から2回戦に入る。第3試合の健大高崎と天理の対戦とともに見どころを紹介する。 【岡田結実さんも!歴代センバツ応援キャラクター】 ◇第6日第2試合 神戸国際大付(兵庫)vs仙台育英(宮城) 劇的なサヨナラ勝ちで勢いに乗る神戸国際大付と、継投で零封勝ちを収めた仙台育英が2回戦の「開幕カード」を飾る。投手層の厚さで仙台育英が優勢か。控え選手の活躍が光る神戸国際大付は総力戦で臨む。仙台育英は1回戦で2年生左腕・古川が先発し、最速147キロ右腕の伊藤が救援。チェンジアップが持ち味の松田らも控え、投手陣の大崩れはなさそう。ただ8残塁とあと1本が出ておらず、公式戦初出場ながら適時打を放った6番・遠藤の働きに期待したい。神戸国際大付は右肘に不安の残るエース・阪上が登板できるかが不透明。初戦で2安打した4番で捕手の西川が攻守に鍵を握る。 <1回戦の結果> 神戸国際大付3―2北海 仙台育英1―0明徳義塾 ◇第6日第3試合 健大高崎(群馬)―天理(奈良) 互いに投打の歯車がかみ合い、1回戦で好スタートを切った2校が激突する。健大高崎の強力打線を天理のエース・達がどう抑え込むか。健大高崎は初戦で下位打線が4打点を挙げる躍動を見せた。一方、上位打線は4番の小沢以外は沈黙。1~3番が塁に出て好機を生み出したい。2失点完投した右腕・高松は安定感がある。天理は達が10奪三振、1失点完投と好調だが、161球を投げた疲れがどう影響するか。上位進出をにらみ、楽に投げさせるためにも早めの援護が必須だ。昨秋打率5割超の内山が1番打者として先陣を切りたい。 <1回戦の結果> 健大高崎6―2下関国際 天理7―1宮崎商 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。