SixTONES・京本大我、8月開幕『モーツァルト!』で帝劇初主演「20代のうちに挑戦したいと。まさかかなってしまって」 古川雄大とダブルキャスト
俳優、古川雄大(36)とSixTONESの京本大我(29)がダブルキャストで主演するミュージカル「モーツァルト!」の製作発表が4日、東京都内で行われた。来年2月に建て替えで休館する東京・帝国劇場のクロージング作品の一つ(8月19日~9月29日)。帝劇初主演の大我は、20代のうちにモーツァルト役を演じたかったと明かし、喜びを爆発させた。 【写真をもっとみる】記者会見で話す京本大我と古川雄大 黒のスーツ姿で現れた2人が息を合わせて壇上にかけられた巨大な幕を取ると、モーツァルトにふんした2人の写真が登場。古川は「すごい迫力。自分に見つめられていますね」と照れ、大我も「視覚で圧倒される」と見上げた。 同作はモーツァルトの35年の生涯を描く作品。日本では井上芳雄(44)と中川晃教(41)で2002年に初演され、山崎育三郎(38)や古川が再演を重ねてきた名作だ。 今回、ダブルキャストを務める古川とともに大役に抜てきされた大我は帝劇初主演。35歳で亡くなったモーツァルトの役を「20代のうちに挑戦したい」と考えていたといい、「まさか、かなってしまって」と喜んだ。 10年前から年に一度ミュージカルの舞台に立ってきており、「経験値が足りているのか不安もあるけど任せていただく以上はしっかり務めたい」と気合十分。 そんな大我の姿に古川は「美しい容姿と真逆の努力家。ストイックな一面があって見えないところで努力をしている」と尊敬の念を口に。大我も「雄大くんの美しさ、うらやましいくらいかっこいい。ストイックでお芝居も繊細で男らしさも兼ね備えていて、憧れで理想的な男性」と続いた。 18年にモーツァルト役に起用され、今回が3度目となる古川は「今回は歌で攻めるポイントを何カ所か作って、自分を追い込んでいく。ボイストレーニングもしています」と力を込め、「このカンパニーならではの色を届けたい」と宣言。 大我も「自分を追い殺すつもりで壊れる寸前まで痛めつけるくらいやらないと皆さんに感じてもらうことがないと思う。皆さんに支えてもらいながら、自分の足でステージ上に立って、しっかり演じたい」と熱演を誓った。 ★モーツァルトは「ウチでいうとジェシー」
帝劇初主演を飾る大我は、「(SixTONESの)メンバーも帝劇の主演を知ったときにすごく驚いてくれた」と笑顔。「モーツァルトみたいな天才はウチでいうとジェシー」と明かし、「ジェシーは才能の塊。フィーリングでやることがかっこよかったり、音楽的なレベルの高さや努力もたくさんしているけど、もともと持ち合わせているものだなっていうのを見ると、より頑張ろうと思う」と刺激を受けているようだった。