アプローチでダフる原因は「体が回っていない」から! 体の回転を意識できる2つの練習ドリルを試してみた
アプローチでダフらないためには「体の回転を止めないことが大切」だと吉本舞プロ。吉本プロが教えてくれた、体の回転を意識するための2つの練習ドリルを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。
ダフリの原因は体の回転が止まってしまうこと
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。僕はアプローチがまあまあ得意なほうなのですが、それでもダフリのミスがちょこちょこ出ます。それも大事な場面になればなるほど出ちゃったりするんですよね~。困ったもんです。
週刊ゴルフダイジェストには「ゴルフジム」という連載があって、読者のお悩みをプロがマンツーマンレッスンで解決してくれるんです。11/21号ではアプローチがほとんどダフってしまうという相談が載っていたのですが、いったいどんなレッスンで解決したのでしょうか。気になったのでやってみることにしました。
アプローチがほとんどダフってしまうというお悩みに答えてくれているのは吉本舞プロ。吉本プロによると、ダフリの原因は体の回転が止まっていることだそうです。地面にあるボールを「上げよう」という意識が働くためにダウンスウィングの後半で手首を使ってしまい、体の回転が止まり、リリースが早くなります。そのためインパクトではハンドレイトになり、ヘッドが重いウェッジはダフってしまうわけです。
体の回転を意識できる2つの練習ドリル
体の回転が止まり手打ちになってしまわない動きを体感するために有効なのが、クラブを延長して振るドリルです。交換用のシャフトやアライメントスティックなどの細い棒をグリップと一緒に握り、クラブのグリップエンド側を延長します。この長いクラブでアプローチをすると、最後まで手首をリリースせずに、体を回転し続ける動きが体感できます。もしスウィングの途中で体が止まったり、手首を使ってしまうと、延長した部分が左わき腹に当たります。 やってみましたが、予想以上にずっと体を回転し続けなければいけないことに驚きました。ハンドファーストのままインパクトを迎え、インパクト後も体がターゲット方向に向くまで回らないとシャフトが腰に当たります。これができるようになると、たしかにダフらないし、カツっといい当たりでボールを捉えやすくなりました。この練習はかなり効果がありそうですね。