「平和は願うものではなく、努力して得られるものだ」 米兵を処刑した元戦犯の息子と処刑された米兵の孫 慰霊祭で共に平和を誓う
冬至克也さんのほか、戦争の歴史を研究する人たちが集い、アメリカからも関係者がウェブ上で参加しました。 ■「無理やり恨みを持たせて戦わせる 戦争の矛盾」 ヘザー・ブキャナンさんの祖父は、処刑された一人、チャールズ・アップルビーさんです。 ヘザー・ブキャナンさん「私は『平和は願うものではなく、努力して得られるものだ』という言葉を聞いたことがあります。私たちの国同士の友情と交流は、私たち全員が夢見るこの平和を生み出すことに繋がります」 冬至克也さん「国民と国民の間には、人と人との間にはなんの恨みもないんですよね。そこを無理やり恨みを持たせて戦わせるというそういう矛盾が戦争にはあると思います。そういうものを一人一人が感じ取って、戦争を回避していくことが必要だと思います。」 来年は、戦後80年を迎えます。参加した日米の関係者は、平和への誓いを新たにしました。
RKB毎日放送