車いすの男性が未明にひき逃げされ死亡、飲食店経営の45歳を容疑で逮捕…山口県警山口署
車いすに乗っていたとみられる男性をひき逃げしたとして、山口県警山口署は10日、山口市、飲食店経営の男(45)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の両容疑で逮捕した。「人をはねて逃げたことに間違いない」と容疑を認めているという。
発表によると、男は同日午前2時50分頃、同市穂積町の市道で乗用車を運転し、同市の男性(73)をはねたのに、そのまま逃げた疑い。はねられた男性は約3時間半後、市道脇の河川敷に倒れているところを通行人に発見されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
近くには車いすが倒れており、車と衝突したような痕があった。同署は車いすに乗っていた男性がはねられたとみて調べている。