2区・トヨタ自動車の太田智樹が圧巻の区間賞!1区の弟・直希に続き兄弟区間賞、別チームでは初/ニューイヤー駅伝
◇第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝2区区間成績をチェック! ニューイヤー駅伝が行われ、最長21.9kmの2区はトヨタ自動車の太田智樹が区間賞を獲得。前回3区に続いて2年連続となる。ただ1人1時間2分切りとなる1時間1分40秒をマークし、1km2分48秒ペースという圧巻の走りだった。 なお、1区では弟の直希(ヤクルト)が区間賞。兄弟区間賞は同一チームでは2016年・旭化成の市田兄弟(4区・孝、6区・宏)以来だが、別チームとしては史上初となる。 昨年12月の日本選手権10000mで日本新となる27分12秒53(日本歴代2位)をマークして2位に入っていた太田。4位でタスキを受けると、5kmを13分57秒で通過した。後ろからハイペースで突っ込んできたKaoの池田耀平に追いつかれるも、太田は自分のペースを守る。 10kmを前に徐々に池田を引き離すと、その後は一人旅となり、2位のKaoに34秒の差をつけた。 太田は「日本選手権明けで不安もありましたが、区間賞と先頭で渡すことができてホッとしています」と安堵の表情。「1年通して大きなケガなく練習を積めた」のが好調の要因と話す。 トヨタ自動車が8年ぶり日本一へ。タスキはスーパールーキーの田澤廉へと渡った。
月陸編集部