【前田拳太郎】一度は俳優になるのを諦めた彼が『仮面ライダー』の主演を勝ち取った方法とは?
やると決めたらとことんやる。体育会系だけど、穏やかで人懐っこい。甘いフェイスなのに鍛え上げられた肉体。そんなアンビバレントで、一見矛盾するような要素を兼ね備えた完璧すぎるオトコ。前田さんにしかない“あざとさのその先”の世界を覗いてみたくない? 【前田拳太郎】社交ダンスも空手も全国優勝!体育会系の素顔?
オーディションに落選
一度は俳優になることを完全に諦めた 高校を卒業したときに、新しいことに挑戦したいなと思って、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受けたんです。でも落ちてしまって、「この夢はもう追わない」ときっぱり諦めて、大学生活に専念していました。 だけどコロナ禍が起こって、家から出られなくなって、打ち込んでいた部活もできなくなって。ちょうど就職活動の時期だったこともあって、一生やりたいものは何か? とじっくり考えたんです。 そこで、もう一回俳優を目指してみたいと思って。そこからは、事務所の目に留まるようにSNSにいろいろと自分の写真をあげたり、サロンモデルをしたり。きっかけになりそうなことは何でもやりました。もう21歳だったので時間がない、と必死だったんです。結果、今の事務所に声をかけてもらえて。あのとき諦めなくて本当に良かったと思います。 俳優になりたいと考えたとき、まず 『仮面ライダー』 をやりたい、と思ったんです。もともと空手をずっとやっていたので、オーディションまでに 「これが僕の特技です」とハッキリ言えるようになろうとアクションレッスンを始めて、主演を勝ち取ることができました。そんなふうに、けっこう計画立てて行動するところがあります。 今年の初めも「今年は連ドラに全クール出演したい」 と目標を立てたんです。夏クールだけ叶わなかったんですけど、素晴らしい作品にたくさん出演させてもらって、素晴らしい先輩たちと共演させていただいた。予想以上にいい一年でした。来年の目標は「再来年に向けて実力を磨く」というもの。まだちょっと、“何となく”な目標ですけど、これからもっと具体化していく予定です。