使用警告の表示不十分、再び認定 賠償は減額、ベッド柵事故
生後9カ月の乳児がベッドからの転落防止用柵「ベッドガード」とマットレスの間に挟まれ死亡した事故を巡り、両親がメーカー「カトージ」(愛知県犬山市)に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は27日、一審判決が命じた賠償額を減らし、約2600万円の支払いを命じた。一審に続いて使用警告の表示が不十分だったと認定したが、使用上の過失もあったとした。 両親は計約9300万円の賠償を求め、3月の一審東京地裁判決は計約3500万円の支払いを命じていた。 ベッドガードは、柵の下部をベッド枠とマットレスの間に差し込んで使う。