３０日スタートのNHK連続テレビ小説「おむすび」の米田家の家族ビジュアル。前列左から北村有起哉、橋本環奈、麻生久美子（後列左から）宮崎美子、仲里依紗、松平健（NHK提供）

　「虎に翼」が終了し、あす３０日にスタートするＮＨＫ連続テレビ小説「おむすび」（総合＝月～土曜・前８時）のヒロイン・米田結（橋本環奈）が暮らす米田家の家族ビジュアルが２９日、公開された。 　主演の橋本、その両親役の北村有起哉と麻生久美子、姉役の仲里依紗、祖父母役の松平健と宮崎美子の３世代６人が、手で巨大おむすびを表現した。 　ビジュアルを担当し、タイトルロゴもデザインしたアートディレクター・大島慶一郎氏は「一つのおむすびに見えるポーズを家族みんなで組み合いながら作り上げています。握る人によっておむすびの形は様々。米田家らしい家族のかたち、結を応援する気持ちを表現しています」と説明した。 　巨大おむすびのポーズを振り付けたのは、マドンナのバックダンサーも務めたダンサー・ＴＡＫＡＨＩＲＯ氏。「家族ポスタービジュアルは『おむすびの具は真心』をテーマに振り付けしました。お米のように一粒一粒個性を持った人々が、認め合い想いを結ぶ様子を表しています。結のメインビジュアルは目の前の方と心が同じ目線で優しく伝わるように、シンプルながら小さな角度にまでこだわりを込めました。心の栄養が届きましたら幸いです」とコメントを寄せた。 　ドラマは平成を舞台に、ギャルの結が、やがて栄養士として“縁・人・未来”と、大切なものを次々結んでいく、青春グラフィティ。ＴＡＫＡＨＩＲＯ氏は、栄養士姿の橋本のビジュアルポーズの振り付けにも携わった。