今オフFA最大の注目ソトは、大谷翔平の10年7億ドルを超える? 代理人は「関係ない」と比較否定、長期化の可能性大
大手代理人事務所「ボラス・コーポレーション」のスコット・ボラス代理人が、テキサス州サンアントニオで行われているGM会議3日目の6日(日本時間7日)、会場ホテルで取材に応じ、今オフのFAの最大の目玉となっているフアン・ソト外野手(26)について語った。 昨オフに大谷翔平投手(30)がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)というMLB史上最大の契約を超える可能性もあるとされているソト。今季はヤンキースで157試合に出場し、自己最多の41本塁打を放ち、109打点、打率2割8分8厘の成績をマークし、チームのワールドシリーズ進出にも大きく貢献した。 今季所属したヤンキースを筆頭にメッツ、ドジャース、ジャイアンツ、ブルージェイズなど資金力のあるチームが獲得に動くとされている。ボラス代理人は、ソトが各球団と慎重に交渉をして決断を下す考えを持っていると説明し「彼は、毎年優勝することができるチームを望んでいる。短期的、長期的にどのような計画があるかじっくり話をしたいと思っている」として、交渉が長期化することも覚悟だった。 大谷の契約を上回る史上最高額契約の可能性もあるがボラス代理人は「(29歳でFAの)大谷とソトは関係ないと思う。年齢も違う」と強調。ワールドシリーズでは大谷のドジャースがソトのヤンキースを破って頂点に立ったが、ソトの契約にも注目が集まる。
報知新聞社