「もし、チャンスが訪れれば…」フェネルバフチェSK、レアルMFアルダ・ギュレルの復帰に向けて動く! モウリーニョが熱望?
スュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェSKは、冬の移籍市場でレアル・マドリードのトルコ代表MFアルダ・ギュレルをレンタルでの獲得を目指しているようだ。トルコメディア『Fanatik』が、現地時間10月31日に報じている。ギュレルは、出場機会を求めてレンタル移籍する可能性が浮上している。 2023年夏にフェネルバフチェSKからマドリーに移籍した19歳のギュレル。トルコの至宝への期待値は高かったが、加入直後のプレシーズン中に右ひざ内側半月板を損傷。前半戦を棒に振った。それでもシーズン終盤戦には、質の高いプレーを披露。最終的にはラ・リーガ10試合の出場で、6ゴールを挙げた。今夏のEURO2024でも自身のクオリティを世界に見せつけ、今季は更なる飛躍が期待されたが、ここまで公式戦11試合の出場でプレータイムは292分に留まり、十分な出場機会を得られていない。 同メディアは「フェネルバフチェでは10番の獲得が唯一の議題!行動開始」と題した記事を掲載。その中で「(ギュレルは)スペインのビッグクラブでは、思うような出場時間を得られていない。この状況は簡単に変わりそうにない」と記し、「仮に、レアル・マドリードがギュレルをレンタルすることになれば、フェネルバフチェはオファーを出す用意がある。ジョゼ・モウリーニョは、この若いタレントを獲得するため、個人的に元クラブに介入する用意があるようだ」と報じている。 ただ一方で「プレミアリーグのクラブだけでなく、バイエル・レバークーゼンやボルシア・ドルトムント、セビージャも参入するかもしれない。この移籍は今のところ『夢』のように思える。それでも、もしチャンスが訪れれば、フェネルバフチェの経営陣はあらゆる作戦を考えて、獲得に乗り出すだろう」と伝えている。報道によれば、モウリーニョの下でプレー経験のあるASローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラも候補に挙がっている模様。そして、ギュレルとディバラの獲得が失敗に終わった場合には、アル・ナスルのブラジル人MFタリスカの獲得を試みるという。果たして、ギュレルは古巣に戻ることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部